FWファン・ペルシー、古巣マンU監督の“反省発言”に苦言 「どういう意味なんだ、と」
スールシャール監督が敗戦後にコメントも… ファン・ペルシーがマネジメント不足指摘
かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏は、6日のプレミアリーグ第8節ニューカッスル戦で古巣が0-1と敗れたことに対し、オレ・グンナー・スールシャール監督を批判。「正直言って、このインタビューで苦労していることが分かる」と語り、指揮官が試合後に応えたコメントを受けて苦言を呈している。英紙「メトロ」が報じた。
今季なかなか調子が上がってこないユナイテッドは現地時間6日、プレミアリーグ第8節でニューカッスルと対戦。試合を通して低調な時間が続くと、後半27分に相手に鮮やかなミドルシュートを決められ、結局そのゴールが決勝点となり0-1で敗れた。
クラブのレジェンドであるファン・ペルシー氏が指摘したのは、試合後に行われたインタビューでスールシャール監督がチームのメンタリティーを改善する必要があると強調した点だ。「この結果は私の責任だ。私は彼らの頭を整理させる必要がある。自信が欠けている若い選手は、経験豊富な選手やスタッフの助けが必要だ」と語ったことに対し、衛星放送「オプタススポーツ」でファン・ペルシー氏は批判を展開している。
「正直に言えば、このインタビューを聞いて苦労していることが分かる。だから彼は言葉を探しているんだ。たぶん彼はそこでいくつか間違った言葉を選んだ。選手からすれば、どういう意味なんだと。“選手の頭を整理する”とは、どういう意味なんだとね」
またファン・ペルシー氏は「監督としてチームが自信を失っている時はチームを立ち上がらせなければならないし、チームが自信満々の時、それが少し過剰すぎる時、再び中間に戻さなければならないんだ」と語り、スールシャール監督のマネジメント不足を指摘している。
ここまで8試合を終えて2勝3分3敗、20チーム中12位と苦戦が続くユナイテッド。今回のインターナショナルマッチウィークを経て、巻き返すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)