元アイルランド代表FW、不振のトッテナムを痛烈批判 次戦敗戦なら現体制「終了だ」
チェルシーやマルセイユなどで活躍したFWカスカリーノ氏がトットナムの現状に言及
現役時代チェルシーやマルセイユなどで活躍した元アイルランド代表FWトニー・カスカリーノ氏は、不振が続くトットナムの状況について言及。インターナショナルマッチウィーク明けに行われるプレミアリーグ第9節ワトフォード戦に敗れた場合、マウリシオ・ポチェッティーノのトットナムは「終了」するだろうと主張した。英紙「タイムズ」が報じた。
ここまで3勝2分2敗と苦しい戦いが続くトットナムは現地時間5日、プレミアリーグ第8節でブライトン・ホーヴ・アルビオンと対戦。火曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節バイエルン・ミュンヘン戦(2-7)での大敗を払拭しようと試合に臨んだ。
しかし、立ち上がり3分に失点を許し、加えて守護神のフランス代表GKウーゴ・ロリスを早い時間帯にアクシデントで失うと、その後も失点を重ねて0-3の敗戦を喫した。
試合後、カスカリーノ氏は「トットナムの兆候は憂慮すべきものだ」と語り、厳しい口調でチームの現状を批判した。
「チームは悪化の一途をたどっており、2年前よりも著しくひどくなっている。(ベルギー代表DF)ヤン・フェルトンゲン、(イングランド代表DF)ダニー・ローズ、(ベルギー代表DF)トビー・アルデルワイレルド、(イングランド代表MF)デレ・アリは、これまでのレベルにない」
またカスカリーノ氏は、ポチェッティーノ監督が物事を好転させることができるかについては懐疑的な意見を持っており、「インターナショナルマッチウィークの後の次の試合に当たるワトフォード戦で負けた場合、ポチェッティーノは終了だ」と主張している。
苦境が続くトットナムをポチェッティーノ監督は救うことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1