ボローニャ冨安、アルゼンチン代表MF翻弄の美技にイタリア誌注目 「贅沢な股抜き」
ラツィオ戦でマッチアップしたコレアの股を抜いて相手ゴールに迫る
イタリア1部ボローニャは、現地時間6日のセリエA第7節ラツィオ戦で2-2と引き分けた。新加入の日本代表DF冨安健洋は開幕から7戦連続フル出場。前半終了間際にはアタッカーばりのテクニックを見せ、現地メディアも「贅沢な股抜き」と報じている。
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ホームのボローニャは前半21分、チェコ代表FWラディスラフ・クレイチのゴールで先制。同点とされて迎えた前半31分には、元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオがポストに当たったこぼれ球を押し込んで勝ち越したが、同39分にイタリア代表FWチーロ・インモービレにこの日2ゴール目を許してしまい、2-2-のドロー決着となった。
そのなかで、冨安は攻撃で見せ場を作る。ペナルティーエリア右で縦パスを受け、ラツィオのアルゼンチン代表FWホアキン・コレアとマッチアップ。相手を背負った状態から右足裏でボールをコントロールして反転すると、すかさず右足のアウトサイドキックでコレアの股を鮮やかに抜いて見せた。
ゴールライン際からの折り返しはカバーに遭って得点にはつながらなかったとはいえ、冨安のテクニックに海外メディアも言及。イタリア誌「Fantamagazine」は選手採点でこそ平均点の「6点」だったが、「コレアに贅沢な股抜き」と寸評で触れている。
ボローニャは国際Aマッチウィーク明けの19日にはユベントス戦が控えており、冨安対ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのマッチアップは日本から大きな注目を集めそうだ。