「どうやってやるの?」 バルセロナFWメッシ、節目の“完璧FK弾”にリーガ公式も脱帽
キャリアで最も得点を挙げている相手のセビージャ戦で直接FK弾を沈めて今季初ゴール
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間6日のリーガ第8節セビージャ戦(4-0)で今季公式戦5試合目にして初ゴールを決めた。ペナルティーエリア外から通算100点目となる節目のゴールを得意のFKでマークし、リーガ公式ツイッターも「またメッシ? どうやってやるの?」と驚きのコメントを発信している。
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バルセロナは前半27分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールで先制。その後、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、フランス代表FWウスマン・デンベレが追加点を奪い、3点のリードを奪って前半を折り返した。
そして、スコアが動かないまま迎えた後半34分だった。メッシはペナルティーエリア手前からの直接FKでキッカーを担当。鋭い眼光でゴールを見据え、短い助走から左足を振り抜くと、ボールは立ちはだかったセビージャの壁4人の上を越え、そのままゴールへ。相手のチェコ代表GKトマーシュ・ヴァツリークも反応はしたが、逃げていくような軌道を弾き切れず、右手をかすめてネットインした。
データ分析会社「オプタ」によれば、メッシはこれがペナルティーエリア外からの通算100得点目。うち43本を直接FKで決めており、リーガで最も多くのゴールを奪っているセビージャ戦の得点数も28に伸ばした。会心の一撃に、メッシからも思わず力強いガッツポーズが飛び出している。
オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」は、「誰が返ってきたと思う:メッシの素晴らしいFKはセビージャには守れない」とレポート。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターも直接FK弾を背後から捉えた写真とともに、「またメッシ? どうやってやるの?」と驚きを持って伝え、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のサッカー専門ツイッターも「メッシがシーズンベストゴールで得点」と早くも“年間ベスト”級だと称えた。
今季は開幕前に右足ヒラメ筋を損傷し、9月にも左足内転筋を痛めて欠場するなどコンディションに苦しんでいるメッシだが、ひとたびピッチに立てば、格の違いを見せつけている。