ミラン本田、11試合連続先発落ちで2試合連続出番なし 最下位ベローナ戦で1−1ドロー

バッカ弾で先制も、デヨングの一発退場で数的不利に

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は13日にリーグ第16節の本拠地ベローナ戦でリーグ戦11試合連続で先発落ちとなり、2試合連続で出番なしに終わった。ミランは先制したものの同点ゴールを許し、退場処分により数的不利となる中で1-1の引き分けに終わった。

 ミランはFWルイス・アドリアーノが8試合ぶりにスタメン出場し、FWカルロス・バッカと2トップを組んだ。また、中盤ではMFナイジェル・デヨングが10試合ぶりのスタメン出場となった。前節の昇格組カルピとの一戦をスコアレスドローで終えているだけに、最下位ベローナとの一戦は勝ち点3が欲しい状況でキックオフを迎えた。

最初の決定機は前半18分。ミランのMFジャコモ・ボナベントゥーラのパスをゴール前右サイドでフリーで受けたMFニアングが右足を振ったが、シュートは枠外に飛んだ。同23分にはボナベントゥーラの右コーナーキックからフリーでFWアドリアーノがシュートを放ったが、これも枠外。同29分にはボナベントゥーラがFWカルロス・バッカとのワンツーで抜け出したが、Gkとの1対1でシュートを防がれた。

 
 立て続けにに訪れたチャンスを決められなかったミランに対し、前半終了間際はベローナがペースを握り返す時間帯も生まれた。結局、ミランの前半は課題とされている枠内シュートの少なさと得点力不足が顕著となる展開になった。

 

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