広島が世界4強入り! CWC準々決勝でアフリカ王者を3-0で圧倒 J王者の威信見せつける

DF塩谷、千葉、FW浅野が次々ゴール!

 後半に入り、広島はリードを広げた。同11分、再びMF茶島の右コーナーキックを今度はDF千葉和彦が頭で合わせてゴール。リードを2点に広げた。

 その後も広島は守備をベースとしたゲームを展開。カウンターからMFドウグラスを走らせる形でマゼンベの最終ラインのプレッシャーを与えていった。2点を追う相手の攻撃によりゴール前でのピンチもあったが、無失点のまま時計の針を進めていった。

 森保一監督は、同30分に佐藤に代えてFW浅野拓磨を投入。するとその3分後、カウンターの形で右サイドを抜け出したMFミキッチのクロスを浅野がフリーになってヘディングで決め、3-0とリードを広げた。クラブ世界一を決める舞台でも、森保監督の采配は冴えを見せた。

 3点のリードを得た広島は残り時間を危なげない試合運びで乗り切り、このまま3-0で勝利。2012年の前回出場時に越えられなかったアフリカ代表の壁を乗り越え、16日に行われる南米代表リバープレート(アルゼンチン)との準決勝進出を決めた。一方の敗れたマゼンベは、同日に北中米カリブ海代表クラブ・アメリカとの5位決定戦に進む。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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