岡崎慎司、マラガ経由ウエスカ行きの“オカチャント”に海外注目 「信者の心の中で…」
“古巣”マラガとの一戦を前に、ファンによる“岡崎チャント”に海外メディアが言及
日本代表FW岡崎慎司は今夏にスペイン2部ウエスカに加入し、現地時間9月28日のリーグ第8節ジローナ戦(1-0)で移籍後初ゴールによる決勝点を挙げるなど、早くも新天地で脚光を浴びている。レスター退団後、一度はマラガ入りするもクラブの財政問題で選手登録できずに契約解除した経緯を踏まえ、同じスペイン2部を巡った“岡崎チャント”に海外メディアが注目している。
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プレミアリーグ優勝も経験したレスターを昨季限りで退団した岡崎は、今夏当初はスペイン2部マラガと契約した。しかし、クラブがサラリーキャップ超過の問題を解消できず、選手登録が叶わないまま契約を解除。その2日後に同じスペイン2部ウエスカと1年契約を結んだ。
9月4日のリーグ第4節スポルティング・デ・ヒホン戦(1-0)で途中出場からスペインデビューを果たすと、18日の第6節アルバセテ戦(1-0)以降はスタメンへ抜擢。3試合連続の先発出場となったジローナ戦(1-0)の前半43分、右足のアクロバティックなボレーシュートで移籍後初ゴールを挙げ、大きな反響を呼んでいた。
海外サッカーサイト「BE SOCCER」も、「オカ、オカ、オカ…マラガで幻想を抱かせ、現在はウエスカで歌われている」との見出しで岡崎にフォーカス。「コスタ・デル・ソル(マラガ地方)では真のスターだった」とし、「オカ、オカ、オカ…オカザキ、のチャントはボケローネス(マラガを代表するイワシ料理)の信者たちの心の中で鳴り響いていた」とマラガでも試合での活躍が期待されていたと触れている。
また記事では、その後マラガの財政事情により契約解除となり、現在のウエスカにたどり着いた経緯を紹介。すでに新天地でも歓迎されており、「アラゴンのチームのファンはチャントをブラッシュアップし、1000人以上のファンがプレゼンテーションに参加した」と伝えている。
ウエスカは6日にマラガとリーグ第10節で対戦するが、岡崎へは両クラブのファンから熱視線が送られることになりそうだ。