クロップ監督、大黒柱サラーへの“危険タックル”に憤慨 「出るカードの色は一つ」
レスターのロジャース監督は「そこまで悪いチャレンジだったとは思わない」
指揮官がこのように語るのは、後半40分のプレーだ。右サイドを駆け上がったサラーはトルコ代表DFチャグラル・ソユンクとの競り合いを制してゴール方向へさらに前進。そこへカバーに戻ったチョードリーが背後からのスライディングタックルを見舞った。ボールには当たっておらず、足を刈り取るような激しいタックルで、チョードリーにはイエローカードが提示された。
クロップ監督はチョードリーのタックルについて「選手(チョードリー)は全力でスプリントし、ボールのないところで彼を倒した。私からすれば、出るカードの色は一つしか考えられない」とコメント。レッドカードに相当するファウルだったと主張し、「非常に危険(なタックル)だ」と指摘した。サラーはアディショナルタイムに入ってから、イングランド代表MFアダム・ララーナとの交代でピッチを後にしている。
レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は「そこまで悪いチャレンジだったとは思わない」と語ったが、クロップ監督にとってはエースに対する危険なタックルは許容できなかったようだ。