クロップ監督、大黒柱サラーへの“危険タックル”に憤慨 「出るカードの色は一つ」
今季開幕8連勝を飾るも、サラーがMFチョードリーに悪質タックルを受けて波紋
リバプールのユルゲン・クロップ監督が現地時間5日に行われたプレミアリーグ第8節レスター・シティ戦でエジプト代表FWモハメド・サラーに対するMFハムザ・チョードリーの“危険タックル”に対して、「理解できない」と不満を露わにした。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
本拠地アンフィールドに好調レスターを迎えた一戦。リバプールは前半40分にセネガル代表FWサディオ・マネが均衡を破るゴールを決めてリードを奪った。
しかし、後半35分にイングランド代表MFジェームズ・マディソンに得点を許して同点。開幕からの連勝記録がストップするかに思われた。終盤にサラーが負傷交代を余儀なくされたなか、リバプールはラストチャンスでマネがMFマーク・オルブライトンに倒されてPKを獲得。これをベテランMFジェームズ・ミルナーが確実に沈め、2-1で劇的な勝利を飾った。
リバプールはこれで開幕から8連勝、昨季も含めればリーグ戦17連勝と破竹の勢いで勝ち星を重ねている。しかし、試合後のクロップ監督サラーの負傷交代の原因となったレスターMFチョードリーのタックルを激しく非難している。
「あれはまったく理解できないチャレンジだ。ボールは完全に(サラーの足から)離れていた」