レアル復帰のハメス、“2年半ぶり弾”に現地紙称賛 「ファンから愛された存在のまま」
グラナダ戦でレアル復帰後初ゴール 得点後にはユニフォームを脱いで歓喜
“銀河系”のエンジンがいよいよフルスロットルになってきた。レアル・マドリードは現地時間5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第8節グラナダ戦で4-2の快勝を飾り、首位をキープした。この試合ではベルギー代表MFエデン・アザールの移籍後公式戦初ゴール、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの復帰後初ゴールが生まれ、スペインメディアもハメスの復帰弾を称賛している。
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試合はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)クラブ・ブルージュ戦でコンディション不良を起こしたベルギー代表GKティボー・クルトワが欠場したなかで、レアルの攻撃力が炸裂する。
前半2分にウェールズ代表FWギャレス・ベイルからの左足アウトサイドのクロスを元フランス代表FWカリム・ベンゼマが早々に先制ゴールを手にする。同34分にはドイツ代表MFトニ・クロースが負傷交代するアクシデントがあったものの、アディショナルタイムタイムにはアザールが鮮やかなループシュートで追加点をゲットした。
後半16分にはクロースに代わってピッチに入ったクロアチア代表MFルカ・モドリッチの鮮やかなミドルで3-0に。その後グラナダに2点を返されたものの、アディショナルタイムにハメスが試合を決定づける一撃を決め、撃ち合いを制した。
このゴール、ハメスにとっては特別な一撃だったようだ。それもそのはず、スペイン紙「マルカ」によればレアルでの公式戦ゴールは2017年5月6日の同じくグラナダ戦以来のことだった。
ゴール後にはユニフォームを脱いで喜びをあらわにしたハメス。記事では、「このゴールはスタジアムに詰めかけたファンが心から望んでいたゴールだ。勝利を決定づけただけでなく、このプレーメーカーがファンから愛された存在であるままだからだ」とハメス人気の健在ぶりについても触れている。
加入後なかなか結果が残せなかったアザール、これまでの主力のベンゼマとモドリッチ、そして復帰したハメスが揃い踏みとなったレアル。ジネディーヌ・ジダン監督が求めるチーム内競争がリーガの舞台で好循環に入っているのは確かなようだ。