ペップ監督、「ノミネートされていないことが理解できない」と絶賛する指揮官とは?
FIFA年間最優秀監督の最終候補人選に疑問、リーベルのガジャルド監督を高評価
昨季に史上初の国内三冠を達成したマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、2019年のFIFA年間最優秀監督賞の最終候補3人にノミネートされていた。そのことに対して、衛星放送「TNTスポーツ」の取材に応じたグアルディオラ監督は、アルゼンチンのリベール・プレートを率いるマルセロ・ガジャルド監督が「世界の最優秀監督としてノミネートされていないことが理解できない」と主張。南米屈指の名門を率いる監督を世界最高の指揮官の1人と評価した。
2016-17シーズンからシティを指揮するグアルディオラ監督は、昨季にリーグカップ、FAカップ、プレミアリーグのタイトルを獲得。史上初となる国内三冠を達成。そして、2019年のFIFA年間最優秀監督賞の最終候補3人にも選ばれた。結果としてリバプールのユルゲン・クロップ監督が同賞を受賞し、グアルディオラ監督は2位となったが、これまでの実績は群を抜いており名将としての評価は揺るがないだろう。
そのグアルディオラ監督が最終候補の人選に疑問を呈している。2014年からリーベルを指揮するガジャルド監督は同賞候補者のベスト10入りを果たしているが、グアルディオラ監督の評価はもっと高いようだ。
「リーベルでガジャルド監督が行なっていることは、実績的には信じがたいこと。選手が流出していても年々チームの一貫性は増していて、まだ続いている」
ガジャルド監督の評価を語ったグアルディオラ監督は、「まだ、きちんと説明していないことがある」と話して、ガジャルド監督を評価するコメントを語り続けた。
「私は年間最優秀監督賞の最終候補3人にノミネートされたが、そこに彼の名前はなかった。もっと南米のサッカーを見なければならない。世界にはヨーロッパしかないようで、ガジャルド監督が世界の最優秀監督としてノミネートされていないことが理解できない」
ガジャルド監督を名将として評価するグアルディオラ監督は、「いつの日か彼のチームと対戦したい」とコメント。南米を代表する監督との対戦を望んでいるようだ。
それぞれの立場を考えると、グアルディオラ監督はUEFAチャンピオンズリーグを勝ち上がり、FIFAクラブワールドカップに出場する必要がある。グアルディオラ監督はクラブの悲願を叶えるとともに、ガジャルド監督との対戦という自身の望みも実現させることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)