「感謝したいけど…」 ウエスカ岡崎、“古巣”マラガ戦に抱負「プレーするのを待ち切れない」 

岡崎慎司はウエスカで存在感を高めている【写真:SD Huesca】
岡崎慎司はウエスカで存在感を高めている【写真:SD Huesca】

ウエスカ対マラガの一戦を前に、地元メディアがインタビューを掲載

 スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司は現地時間6日、リーグ第10節マラガ戦を迎える。今年7月に加入するもクラブの財政面の問題により公式戦に1試合も出場することなく、契約解除となった“古巣”との一戦を前に、岡崎はスペイン地元メディア「エル・デスマルケ」のインタビューに応えた。

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 岡崎は9月4日にウエスカに加入すると、第4節スポルティング・ヒホン戦(1-0)に途中出場したのを皮切りに、ここまで6試合連続出場中。28日に行われた第8節ジローナ戦(1-0)ではアクロバティックなボレーシュートを叩き込み、称賛を浴びている。

 そして、ウエスカ対マラガの一戦を前に、「エル・デスマルケ」は岡崎のインタビューを掲載。岡崎は、「ウエスカでプレーできてとても幸せ。僕のスペイン最初のゴールも嬉しく思っている」としたうえで、マラガとの“古巣戦”に言及した。

「彼ら(マラガ)とプレーするのを待ち切れない。マラガはファンタスティックなチーム。みんなに会いたいし、1カ月あそこにいた時のことを感謝したいけど、僕らはこの試合に勝たなければならない」

 マラガでは、加入後に選手登録が完了せず、リーグ開幕後も出場できない日々が続いた。それでも岡崎は「マラガには1カ月いた。少しフラストレーションはあったけど、チームメート、ファン、クラブ職員らと一緒にマラガを楽しんだ。あの場所を愛しているよ」と語り、純粋に今回の一戦を楽しみにする感情を明かしている。

 一方で、契約解除となった時には「とても失望した。他のクラブへ行かなければシーズンの半分プレーできない恐れがあった。こういった状況はこれまで一度も経験がない」とも吐露しており、不安の募る時期でもあったようだ。約1カ月ぶりの“再会”を前に、マラガの現時点での成績は1勝5分3敗の19位。厳しい状況に置かれているが、岡崎に油断はない。

「マラガはとてもクオリティーが高く、良い監督もいるということを知っている。そしてもちろん、偉大なクラブだと思う。僕らにとって、とても難しい試合になるだろう」

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