トッテナム監督、CL屈辱7失点で批判拡大も…続投に意欲 「最低でもあと5年」
低調な戦いが続き当たりが強まるなか、ポチェッティーノ監督が去就に言及
トットナムは現地時間1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2-7と大敗を喫した。国内カップ戦で下部リーグのクラブ相手に敗戦するなど低調な戦いが続き、マウリシオ・ポチェッティーノ監督への風当たりも強まっている。しかし、アルゼンチン人指揮官は「最低でもあと5年はここで過ごしたい」と残留への希望を語った。英紙「インディペンデント」が報じた。
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トットナムはここまでプレミアリーグ7節を終えて3勝2分2敗の6位と今一つ波に乗り切れていない。リーグカップでは4部コルチェスター相手にPK戦の末に敗退し、CLではバイエルン相手にホームで屈辱の7失点大敗を喫した。
英メディアなどでもポチェッティーノ監督の去就に関する話題が出るようになっている。昨季はCLで決勝に駒を進めるなど近年の躍進を導いてきたが、最近の不振から指揮官への風当たりが強まり始めている。
そうしたなかで、ポチェッティーノ監督は「(トットナムの監督就任からの)この5年半、記者会見の度に私の将来のことが話されてきた」と語る。そして「これからも、そのことを話し続けていきたいね。つまり、少なくともあと5年間は我々がここで過ごすということを意味している」と、今後も長くトットナムでの指揮を続けたいと口にしている。
また、ポチェッティーノ監督は批判の声についても、当然のこととして受け止めているようだ。
「勝てない時にはどんな意見も受け入れるよ。それはトットナムだけで起こることではない。世界中どんなクラブでも起きている。あの試合(バイエルン戦)が様々な意見を生み、噂話が起こるのも普通のことだ。誰もがそうやって話す必要がある」
ポチェッティーノ監督は「もう一度成功するための道を見つけられる。疑いはない」と再浮上に向けて意気込んでいる。イングランド代表FWハリー・ケインらタレント揃いの“スパーズ”の巻き返しに注目だ。