「衝撃的なツインシュート」 “キャプ翼再現弾”が世界で反響拡大「まさしく芸術作品」
タイで生まれたオーバーヘッドツインシュートが話題に 「不純物のないスタイル」
タイで生まれた漫画級の仰天ゴールの反響が拡大している。ナコーン・ラーチャシーマは現地時間2日、リーグ第25節で強豪ブリーラム・ユナイテッドと対戦し、2-3で敗れた。リーグ首位チームを相手に競り負けたものの、世界的な人気を誇る日本の漫画「キャプテン翼」を彷彿させるスーパーゴールが各国で話題を呼んでいる。
ナコーン・ラーチャシーマは1-3で迎えた後半アディショナルタイム4分、左サイドからのクロスが右へと流れるも、ペナルティーエリア手前でボールを拾い、そこから柔らかなクロスをゴール前に放り込む。ファーポスト付近に飛んだこのボールに対し、FWレアンドロ・アスンソンとMFクリトサダ・ヘムビパトが同時にオーバーヘッドキックを繰り出し、シュートはゴールに吸い込まれた。
「キャプテン翼」に登場する大空翼と岬太郎の“オーバーヘッドツインシュート”を文字通り実現させた一撃に、海外メディアもこぞって注目。スペイン紙「マルカ」は「大空翼と岬太郎のコンビネーションを不純物のないスタイルで再現した」と取り上げると、海外メディア「Be Soccer」は「大空翼と岬太郎のようなアクロバティックなプレーを夢見てきたが、それがタイで実現した」と綴っている。
英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」も「通常のオーバーヘッドでさえ素晴らしい一撃だが、2人が同時に同じことを生み出す瞬間は、まさしく芸術作品のようだった」と称賛し、「来年のプスカシュ賞の候補となるだろう」と太鼓判を押している。英メディア「Sportskeeda」は「衝撃的なツインシュート」と表現。漫画の世界から飛び出したかのようなスーパーゴールは、世界を驚かせているようだ。
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