鮫島の負傷辞退により…熊谷、中島、菅澤の主力3人が最年長に“繰り上がり”

　高倉麻子監督率いるなでしこジャパン（日本女子代表）は、6日にFIFAランキング7位の強豪カナダと対戦する。2020年の東京オリンピックに向けて再スタートを切るなか、主将を務めるDF熊谷紗希（リヨン）が自身の公式インスタグラムを更新。最年長となった“1990年組トリオ”のショットを公開している。

　なでしこジャパンは今年6月のフランス女子ワールドカップ（W杯）に、大会初出場17人というフレッシュな陣容で臨むも、ラウンド16でオランダに屈して姿を消した。

　W杯後初の活動となるカナダ戦には、当時のメンバー中心にDF高橋はな（浦和レッズレディース）が代表初招集。9月30日からトレーニングを重ねるなか、主将を担う熊谷がインスタグラムに1枚の写真をアップした。

「1990年 今回の合宿では、なんと私たちが最年長です」

　写真には熊谷のほか、MF中島依美（INAC神戸レオネッサ）、FW菅澤優衣香（浦和L）が満面の笑みを浮かべている。当初は1987年生まれのDF鮫島彩（INAC）が招集されていたが、負傷で代表参加を辞退。“繰り上がり”で1990年生まれの3人が最年長となった。

「Team BBAしっかり頑張ります」と冗談交じりに綴った熊谷。投稿には「#遂に最年長」「#Team90」「#TeamBBA」「#10年くらいのお付き合いに」「#これからもよろしく」とハッシュタグが添えられ、なでしこジャパンのFW岩渕真奈（INAC）や鮫島らも「いいね！」で反応している。

　2020年の東京オリンピックでも中心を担うであろう1990年組トリオから目が離せない。