CL準優勝トッテナム、エース流出の危機? FWケインが幻滅…移籍リクエスト提出か
2024年までの契約を結んでいるケインだが…ビッグクラブ移籍の可能性も
トットナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、クラブを去ることになるかもしれない。英紙「メトロ」は、クラブの現状に幻滅したケインが、移籍リクエストを提出するのではないかと警告している。
来年の7月に27歳となるケインは、これまでトットナムで262試合に出場し、171得点を挙げてきた。しかし、トットナムではタイトルを一つも獲得することができていない。
欧州屈指のストライカーに成長したケインについては、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンといった国内外のクラブが興味を持ってきた。もし、彼がトットナムを離れる決意を下せば、オファーを出すクラブは数多いだろう。
そんな話が出るのは、トットナムの成績不振のためだ。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したが、今季の序盤戦のパフォーマンスは低調で、1日にはバイエルン・ミュンヘンにホームで2-7と惨敗した。英紙「タイムズ」によると、試合後に苛立ったケインは、フランス代表GKウーゴ・ロリスに詰め寄り、説明を求めたという。
ケインとトットナムの契約は2024年まで残っているが、マウリツィオ・ポチェッティーノ監督の将来が不透明ななか、来夏にはこのストライカーが移籍リクエストを提出するのではないかと、クラブ側は警戒を強めているという。トットナムのダニエル・レヴィー会長は、ストライカーを可能な限り長く保有し続けたいと考えており、そのためにクラブはできることはするとされている。
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