ザルツブルク南野、昨季王者リバプール相手の大活躍でCL“今節のベスト11”に堂々選出
試合にこそ敗れるもリバプール相手に1得点1アシストを挙げて強烈なインパクトを残す
ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、現地時間2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節リバプール(イングランド)戦で1ゴール1アシストをマーク。試合には3-4で敗れたものの、昨季王者を慌てさせた活躍が評価され、CL選出の“今節のベスト11”に選出された。
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ザルツブルクは前半だけで3失点を喫する厳しい展開。それでも同39分に韓国代表FWファン・ヒチャンの一撃で1点を返すと、1-3で迎えた後半11分、左サイドからのクロスに南野が右足ダイレクトボレーで合わせて鮮やかにゴールネットを揺らした。南野はさらに、直後の同15分には右サイドを突破し、FWエルリング・ブラウト・ホランドの同点弾をアシストした。
最終的にはエジプト代表FWモハメド・サラーに決勝点を奪われ、3-4で惜敗したが、難攻不落の要塞として知られるアンフィールドで、ホームチームをあと一歩のところまで追い詰めた南野は、世界に大きなインパクトを与えた。
ザルツブルク公式インスタグタムは3日、「タキ(南野の愛称)がUEFAチャンピオンズリーグの“プレーヤー・オブ・ザ・ウィーク”に」と投稿。画像のフォーメーション図には、トットナム戦で2ゴールを挙げたバイエルンFWロベルト・レバンドフスキ、ザルツブルク戦で2アシストのリバプールFWロベルト・フィルミーノとともに、3トップの一角に選出されている。
データ分析会社「オプタ」によれば、CLでゴールとアシストを1試合で記録したのは日本人選手としては3人目、前年覇者相手に決めたのは初の快挙だったという南野。また一つ新たな勲章を手にした。
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