南野は「スピードとテクニックの突風」 リバプールを翻弄したプレーを海外記者も絶賛
ザルツブルクがCL王者リバプールに3-4と惜敗 南野は1ゴール1アシストの活躍
ザルツブルクは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で昨季王者リバプールと対戦し、敵地で3-4と惜敗した。1ゴール1アシストの活躍を見せた日本代表MF南野拓実に対し、海外記者から「凄まじいパフォーマンス」「スピードとテクニックの突風」と称賛の言葉が送られている。
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欧州王者リバプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだザルツブルクだが、前半9分、25分、36分と立て続けに失点を喫する厳しい展開に。しかし、前半39分に1点を返して迎えた後半11分、左サイドからのクロスを南野が鮮やかなダイレクトボレーでゴール左に叩き込むと、直後の同15分には右サイドを突破した南野がFWエルリング・ブラウト・ホランドの同点弾をアシストした。
0-3から追いついたものの、最終的にはエジプト代表FWモハメド・サラーに決勝点を奪われ、ザルツブルクは3-4で敗れた。しかし、難攻不落の要塞として知られるアンフィールドで、ホームチームにあと一歩のところまで肉薄した。特に1ゴール1アシストの結果を残した南野に対しては、海外記者から相次いで称賛の言葉が送られている。
英紙「イブニング・スタンダード」のデイビット・リンチ記者は、自身の公式ツイッターで「マネがサウサンプトンに加入した時期、リバプールはオーストリアリーグに価値を見出せず、アクションを起こさなかった。もし彼らがそのシステムを改善しているならば、非現実的な夜を過ごした南野にはなんと答えるだろうか?」と、当時ザルツブルクに在籍し、プレミアリーグで飛躍を遂げたセネガル代表FWサディオ・マネの事例を引き合いに出し、南野の獲得を間接的に助言していた。
また、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版のジョン・ダイクス記者は、公式ツイッターで「凄まじいパフォーマンスだった。特に南野だ」と絶賛すると、UAE紙「Sport360」のアレックス・リア記者も公式ツイッターで「南野はスピードとテクニックの突風」と表現している。試合にこそ敗れたものの、昨季の優勝チームに対して確かなインパクトを与えた南野は、今後の注目株となっていく可能性も十分にありそうだ。