南野拓実は「主人公になった」 リバプール戦大活躍で伊メディアもチーム最高タイ評価
劣勢だったチームを牽引し、昨季王者に冷や汗をかかせる「もっと成長したい」
ザルツブルクは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でリバプール(イングランド)に敵地で3-4と惜敗した。1ゴール1アシストの活躍で昨季王者を慌てさせた日本代表MF南野拓実に対し、イタリアメディアもチーム最高タイの採点をつけ「主人公になった」と称賛している。
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ザルツブルクは前半だけで3失点を喫する厳しい展開。それでも同39分に韓国代表FWファン・ヒチャンの一撃で1点を返すと、1-3で迎えた後半11分、左サイドからのクロスに南野が右足ダイレクトボレーで合わせて鮮やかにゴールネットを揺らした。南野はさらに直後の同15分には右サイドを突破し、FWエルリング・ブラウト・ホランドの同点弾をアシストしている。
最終的にはエジプト代表FWモハメド・サラーに決勝点を奪われ、3-4で惜敗したが、難攻不落の要塞として知られるアンフィールドで、ホームチームをあと一歩のところまで追い詰めた南野は、世界に大きなインパクトを与えた。
イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、リバプール戦におけるザルツブルクの選手の採点を掲載。南野には韓国代表FWファン・ヒチャンとともにチーム最多タイの「7.5点」が与えられ、「チームを引っ張る南野。屈しつつあったザルツブルクを頑固に引っ張り、1ゴール1アシストの主人公になった」と称賛している。
自身の公式ツイッターで、「海外移籍してほぼ5年。今自分が成長しているかどうか試す最高の舞台がある事が嬉しい。でももっと成長したい」とさらなる飛躍を誓った南野。オーストリアリーグからのステップアップを果たす意味でも、チームを勝利に導く働きが求められる。