「南野は卓越していた」 元英代表FW、ザルツブルクの“日韓コンビ”絶賛「並外れていた」
クラウチがCLリバプール戦に言及、0-3からの南野とファン・ヒチャンの反発力に感銘「称賛に値する」
現地時間2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で、ザルツブルクはリバプールに3-4で敗れた。前半36分までに0-3のビハインドを負ったが、そこから3ゴールを挙げて一時は3-3の同点に追いついた。1ゴール1アシストの活躍を見せた日本代表MF南野拓実と、反撃の狼煙となるゴールを決めた韓国代表FWファン・ヒチャンの“日韓コンビ”には多くの称賛が寄せられているが、元イングランド代表FWピーター・クラウチも「彼らは並外れていた」と絶賛した。英紙「デイリー・メール」が、元イングランド代表FWのコメントを伝えている。
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早々に0-3のビハインドを負ったザルツブルクだったが、CL王者相手にここから猛反撃を見せる。前半39分にファン・ヒチャンがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを振り切り、右足でシュートを決めて前半のうちに1点を返すと、後半11分にはファン・ヒチャンのクロスに南野がボレーで合わせ、1点差に詰め寄る。さらに4分後には南野のクロスから、ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドが同点ゴールを奪った。
最終的に同24分にエジプト代表FWモハメド・サラーに決勝点を奪われ敗れたザルツブルクだったが、「BTスポーツ」に出演していたリバプールのOBで、元イングランド代表FWのピーター・クラウチ氏は、南野とファン・ヒチャンの“日韓コンビ”を絶賛した。
「彼らは並外れていたね。非常に賢く攻めているように感じた。彼らにとって、今回の試合は大舞台での初めてのテストだったが、とても良かったよ。彼らが見せた攻撃のパフォーマンスは素晴らしかった。南野は卓越していた。ファン(・ヒチャン)は、いくつか個人の素晴らしいパフォーマンスを見せていた」
そして0-3とリードを奪われても、諦めなかったメンタルを称賛した。「チームを勢いづかせた彼らは、称賛に値する。0-3で敗れていたら、顔を下げても不思議ではない。それでも、攻撃面で脅威になり続けていた」と、言葉を続けている。