「最悪なピッチの一つ」 マンU監督、ELの敵地スタジアムを酷評「驚きだ」
AZが代替えで使用する人工芝ピッチ、スールシャール監督が怪我のリスクを危惧
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間3日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第2節でオランダのAZと対戦する。アウェーでの試合を前にユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、試合が開催されるカーズ・ジーンズ・スタディオンのピッチを酷評した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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AZはAFASスタディオンというホームスタジアムがあるが、今年8月13日に屋根が崩壊して以降、ホームゲームは人工芝ピッチのカーズ・ジーンズ・スタディオンで行ってきた。このスタジアムは、ADOデンハーグの本拠地で、2014年に行われたホッケーのワールドカップで使用された。
このピッチを見たノルウェー出身のスールシャール監督は「驚きだ」と、オランダで人工芝のピッチで試合が行われることについて話している。
「ノルウェーのような北国に住んでいるならOKだ。でも、ここで(人工芝)は驚きだ。これまで長い間にわたって私が見てきたなかでも、最悪なピッチの一つだ。ノルウェーにも、もっと近代的で新しい場所がある。最新ではないが、安全だ」
足首を負傷したフランス代表MFポール・ポグバは「さらなる治療と休養が必要」のため、試合の出場メンバーからは外れた。だが、「もし彼が起用できる状態だったとしても、人工芝で彼にリスクを負わせるわけにはいかない」と、このピッチでポグバがプレーする可能性はないと強調した。
かつてユナイテッドの選手だった指揮官は、「私の膝の状態でも、人工芝ではプレーできないだろう。でも、若い選手たちなら大丈夫だ」と、10人のアカデミー出身者を含む遠征メンバーについて言及した。そして、ELの連勝を目指し「彼らが走る準備が整っていることを期待するよ。相手の裏に走り込み、チャンスを決めてほしいね」と期待を寄せた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)