復活メッシ、最高スピードの「完璧な高速アタック」に反響 「4人を軽々と置き去り」
CLインテル戦で4人を引き付け、スアレスの決勝ゴールをお膳立て
バルセロナは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のインテル(イタリア)戦で2-1の逆転勝利を収めた。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2ゴールと殊勲の活躍を見せるなか、相手を引き付ける絶妙なパスで決勝点を演出したエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し、「4人を軽々と置き去りにする」など海外メディアから称賛の声が上がっている。
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バルセロナは前半2分に先制を許し、本拠地カンプ・ノウで苦しい戦いを強いられた。そのなかで、後半13分にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのパスからスアレスが同点弾をマーク。その後、試合は1-1のまま推移し、迎えた終盤の後半39分だった。
敵陣の中盤右サイドでボールを受けたメッシはドリブルを開始。あっさりと対峙した相手を抜いて一気に加速すると、カバーに来た選手も置き去りにし、ペナルティーエリア手前まで持ち込む。フェイントで中央に持ち出した瞬間、警戒するインテルの選手3人を尻目に横パスを選択。中央にいたスアレスがお膳立てを受けて決勝ゴールを決めた。
英ラジオ局「talkSPORT」は、「素晴らしいアシストでルイス・スアレスをお膳立てする前にリオネル・メッシは4人を撃破」と見出しを打って特集。開幕前に右足ヒラメ筋損傷、9月24日のリーガ・エスパニョーラ第6節ビジャレアル戦(2-1)では左足内転筋を痛めるなど、故障が続いたなかでの活躍に、「スアレスの2点目はメッシがブラウグラナのファンのもとにいなかったということを示した。4人のインテルのプレーヤーを軽々と置き去りにする。スアレスは(シュートを)外すわけにはいかなかった」と復活を伝えている。
また、中南米をカバーするサッカーメディア「BOLAVIP」も「10番は最高スピードでスペースを見つけ、完璧な高速アタックを見せた」と称賛した。
今季は序盤戦で波に乗れなかった印象のバルセロナだが、「10番」を背負うメッシがトップギアに入ろうとしている。