浦和MF関根貴大、圧巻の“25m弾丸ミドル” 広州恒大に先勝の殊勲弾「自分でもビックリ」
公式戦11試合ぶり勝利 「これを機に、波に乗っていきたい」
そうしたなかで迎えた広州恒大戦の一撃だった。試合前日には選手を代表して記者会見に臨み、「浦和のプライドを見せたい」と決意を語っていた。まさに、その言葉を体現するようなプレーとゴールだった。
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それでも関根は「このゴールが意味を成すのは次の試合で、どういう形で突破するかで意味があると思う」と、あくまでもアウェーでの第2戦を乗り越えて決勝進出を果たしてこそ価値があると話す。前日にも「勝っても負けても何も変わらない」と話していたが、ゴールに浮かれる様子は全くない。
ACLで好成績を残す一方、リーグ戦では残留争いの渦中にある。6日には勝ち点3差で上位にいる清水エスパルスと対戦する厳しい日程だ。公式戦では11試合ぶりの勝利になったこの試合を終え、関根は「喜んでもいられないですし、次にJリーグもありますから。これを機に、波に乗っていきたい」と週末を見据えた。関根の強烈な一撃は、不振のチームが復活するキッカケになっていくのか。2年ぶり3回目のアジア制覇へ全力を傾けるためにも、リーグ戦でその力を証明したいところだ。