森保監督、史上最多20人の欧州組の“覚悟”を強調 「自分のポジションを失ってでも…」
20人12カ国の欧州組を招集 森保監督は過密日程のリスクについて言及
日本サッカー協会は3日、2022年に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦(10日/埼玉)、タジキスタン戦(15日/ドゥシャンベ)に向けた日本代表メンバー23人を発表した。史上最多となる20人12カ国の欧州組を招集したが、森保一監督は代表選手たちが覚悟を持って日本に帰ってくることに理解を求めている。
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9月10日に行われた初戦のミャンマー戦では、敵地で2-0と勝利を収め白星発進を飾った日本。10月シリーズは21人が継続招集されるなか、負傷により戦線離脱中のエースFW大迫勇也(ブレーメン)と、国内組のFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が招集外に。代わって今夏にセルビア1部パルチザンに移籍したFW浅野拓磨と、フランクフルトのFW鎌田大地が復帰したため、欧州組は史上最多となる20人12カ国となった。
記者会見では過密日程のなかで迎える代表ウィークで、欧州から選手を招集することに対するリスクについて尋ねられると、森保監督は「今回に限らない」と指摘した上で、「日本に帰ってきてプレーする時には長距離移動、時差調整、気候の違いなどがあるなかで、選手たちが言い訳をすることもなく、その時のベストの状態を作って戦ってくれている」と強調している。
また、長距離移動や時差など過酷な状況のなかで代表戦を戦うことで、コンディション低下などクラブでの戦いにも響くことを覚悟の上で、選手たちは日本のために戦っていることについて理解を求めている。
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