南野の“豪快ボレー弾”などザルツブルクに3失点 辛勝にクロップ監督「重要なレッスン」

リバプールのクロップ監督【写真:AP】
リバプールのクロップ監督【写真:AP】

CL王者リバプールがザルツブルクに4-3勝利 3点リードを追いつかれるなど大苦戦

 リバプールは現地時間2日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節でザルツブルクと対戦し、4-3で勝利を収めた。3点のリードを追いつかれるなど苦戦を強いられた一戦を、ユルゲン・クロップ監督は「重要なレッスンだった」と振り返った。

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 リバプールはセネガル代表FWサディオ・マネ、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、エジプト代表FWモハメド・サラーが得点し、前半36分までに3点のリードを奪うことに成功した。クロップ監督も「最初の30分は最高のフットボールだった」とそのパフォーマンスを称賛している。

 しかし、前半39分にザルツブルクの韓国代表FWファン・ヒチャンに1点を返されると、後半11分に日本代表FW南野拓実のボレーシュート、同15分には南野のアシストからノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドにも立て続けにゴールを決められて、同点とされた。「彼らはシステムを変更して戦った。普段なら大きな問題にはならないが、今夜の試合ではそれが我々に影響した」とクロップ監督もザルツブルクのペースに飲み込まれそうになっていたと明かしている。

 同24分にサラーがこの試合2点目を挙げてなんとか接戦をモノした。薄氷を踏む思いで得た勝利に、クロップ監督もホッと胸をなでおろしている様子だ。

「今夜は我々にとって非常に重要なレッスンだったが、試合後ではなく、試合の中で学びたかった。もし4-3で負けていたとしても、同じレッスンになるからね。今回は4-3で勝てたので3ポイントを手にして、多くの学びも得た。私はまだまだ改善する点があると分かっていたが、これでみんなが知ることができただろう」

 欧州王者として大会に臨んでいるリバプール。苦戦を強いられたザルツブルク戦で得たものは大きかったようだ。

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