日本代表、W杯予選10月2連戦に挑む23名を発表 浅野、鎌田が復帰、香川は選外
中島、堂安、久保ら21選手が9月シリーズと変わらず継続招集
日本サッカー協会は3日、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(10日/埼玉)と同タジキスタン戦(15日/ドゥシャンベ)の日本代表メンバー23名を発表した。9月シリーズのメンバーをベースに18歳MF久保建英(マジョルカ)、MF中島翔哉(ポルト)、MF堂安律(PSV)らが継続招集された一方、スペイン2部サラゴサで主力として活躍するMF香川真司は、今回も招集が見送られている。
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森保一監督率いる日本代表は6月のコパ・アメリカ(南米選手権)で若手主体のメンバーを招集。チリ(0-4)、ウルグアイ(2-2)、エクアドル(1-1)と対戦し、2分1敗でグループリーグ敗退に終わったものの、着実に戦力の底上げを図った。
そして9月10日からカタールW杯に向けた戦いがスタート。初陣となったアウェーでのミャンマー戦は、降りしきる雨と劣悪なピッチコンディションに悩まされながらも、中島とMF南野拓実(ザルツブルク)の2ゴールで勝ち切った。
そして予選2連戦となる今回の10月シリーズもFIFAランキング183位のモンゴル、同115位のタジキスタンと、いずれも同31位の日本から見れば格下の相手。ただタジキスタンは2連勝中でグループF首位、モンゴルもミャンマーに勝利と決して侮ることはできない。
2次予選前半戦の山場となる2連戦に向けて、森保一監督は“継続”の道を選んだ。今回招集した23人のうち、21人が前回メンバーと同じで、負傷離脱したエースFW大迫勇也(ブレーメン)とFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)の代わりに、FW浅野拓磨(パルチザン)とFW鎌田大地(フランクフルト)が選ばれた。その一方で、今夏にスペインへ渡りチームの主軸として好パフォーマンスを見せる香川や、同じくスペイン2部ウエスカに加入し、華麗なゴールも決めたFW岡崎慎司らベテラン勢の復帰は見送られた。
7大会連続のW杯出場を目指すなか、森保ジャパンは成熟を図りながら2次予選で好スタートを切れるだろうか。10月のモンゴル戦とタジキスタン戦に向けた日本代表メンバー23人は以下のとおり。
GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
畠中槙之輔(横浜FM)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
MF
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
板倉 滉(フローニンゲン/オランダ)
堂安 律(PSV/オランダ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)
FW
永井謙佑(FC東京)
浅野拓磨(パルチザン/セルビア)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
(FOOTBALL ZONE編集部)