「クロップはただ苦笑い」 南野、王者を追い詰めた“稲妻ボレー弾”に英メディア騒然
ザルツブルクは3-4の惜敗 南野は1ゴール1アシストの活躍
ザルツブルクは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で昨季王者リバプールと対戦し、敵地で3-4と惜敗した。試合には敗れたものの、日本代表MF南野拓実は1ゴール1アシストの活躍を披露し、英メディアも称賛を送っている。
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リバプールの本拠地である要塞アンフィールドに乗り込んだザルツブルクだが前半9分、25分、36分と立て続けに失点し、王者の実力を誇示される格好に。しかし、韓国代表FWファン・ヒチャンが同39分にネットを揺らし1点を返すと、ここから怒涛の反撃を見せる。
1-3で迎えた後半11分、ファン・ヒチャンが左サイドからクロスを供給すると、走り込んだ南野がダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左に叩き込んだ。さらに直後の同15分、右サイドを突破した南野がFWエルリング・ブラウト・ホランドの同点弾をお膳立てした。
0-3から追いついたザルツブルクがリバプールを追い詰める展開となったが、最終的にはエジプト代表FWモハメド・サラーに決勝弾を決められ、惜しくも競り負けた。それでも英メディアは、南野のパフォーマンスに驚きを示している。
英紙「イブニング・スタンダード」は、公式ツイッターで「南野のハーフボレー! クロップはタッチライン際でただ苦笑いを浮かべていた」と速報すると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」も公式ツイッターで南野のゴラッソに「稲妻ボレーで火を噴いた」と賛辞を送っていた。
昨季王者であり、今季も優勝候補の一角であるリバプールをあと一歩のところまで追い込んだザルツブルクは、チームとして確かな手応えをつかんだのと同時に、1ゴール1アシストを記録した南野も敵地アンフィールドで確かなインパクトを与えたことは間違いない。