敵将カンナバーロが警戒 浦和DF橋岡、“中国のセルヒオ・ラモス”を攻略し勝利導く
世界一を経験した名CBの想定を上回った橋岡の奮闘
同じ特徴を持つ選手をぶつけて良さを消しにかかるのは、現役時代に2006年ドイツ・ワールドカップを制し、同年のバロンドールも獲得したカンナバーロ監督の“イタリア人らしさ”が表れた起用だった。しかし、橋岡のプレーはその想定を上回ったと言えるだろう。
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浦和ユースから昇格した生え抜きは、9月25日に行われた天皇杯ラウンド16でJFLのHonda FCに0-2で敗れた試合後、ベンチで90分を過ごして出場していないにもかかわらず、サポーターに深く頭を下げていた。そのプライドを見せつけるようなプレーは、浦和の公式戦11試合ぶりの勝利に大きな力を与えていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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