香川真司、発熱でマラガ戦欠場へ サラゴサ監督「スペシャルな選手を失う」
スペイン移籍後初の欠場か フェルナンデス監督、出場の可能性は「99%ない」
スペイン2部レアル・サラゴサのMF香川真司は、現地時間3日のリーグ第9節マラガ戦をコンディション不良のため欠場することになったようだ。スペイン紙「マルカ」が、ビクトル・フェルナンデス監督のコメントを伝えている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
「ビクトルはウイルスによって(加入後)初めて香川を失う」とのタイトルが付けられた記事では、フェルナンデス監督がマラガ戦で「重要な選手の1人を起用することができないと発表した。それは(選手の疲労軽減のための)ローテーションではなく、ウイルスによってだ。香川は加入後初めてサラゴサでの試合を欠場し、水曜日には試合前最後のトレーニングにすら出られなかった」と状況を報じ、指揮官のコメントを次のように紹介している。
「シンジ(の出る可能性)は限りなく低い。そこ(ピッチ内)にいる可能性は99%ないだろう。これは痛いことだし、予想外でもある。数日間で回復してもらい、日曜日(6日)のカディス戦に間に合うことを願いたい。この日の朝、彼は発熱したんだ。インフルエンザかどうかはまだ判断しかねる」
このように話したフェルナンデス監督は、「私はゲームプランを持っていたが、シンジの件でそれを変えることになる。中盤のアタックにおいて、我々は課題を持つことになる。スペシャルな選手を失うことになるし、別のタイプの選手を見つけなければならない。やれることはすべてやるよ」と語っている。
移籍後初となる欠場は無念とはいえ、フェルナンデス監督のコメントは香川がサラゴサですでに不可欠な存在になっていることを示している。3日には日本代表発表が行われるが、仮に招集となれば13日のヌマンシア戦と16日のフエンラブラダ戦は欠場となるだけに、チームとしても香川不在時の起用法の確立は急務と言えそうだ。