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Jリーグ移籍も浮上した元伊代表MFマルキージオ ユーベ本拠地の部屋予約…引退会見と現地報道
長年活躍した古巣ユベントスのスタジアム内で引退会見を行う見通し
今夏のJリーグ入りも噂された元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが、現役引退会見を行う見通しだという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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イタリア紙の中でもユベントス情報の多い同紙は、マルキージオがユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアム内にある「ジャンニ、ウンベルト・アニェッリ」と名付けられた部屋を予約したと報じた。オーナーグループの中でも名誉会長まで務めた2人の名がつけられた部屋では記者会見が予定されているという。
同紙では「使用用途は明確にされていないが、その予想はできる。彼はサッカー選手としての現役生活に別れを告げる」として、そこで行われるのが引退会見であるとしている。
マルキージオはユベントスの下部組織からトップ昇格し、途中エンポリへ1シーズンの期限付き移籍をした他、2006年から18年までのうち12年にわたってユベントスでプレー。アントニオ・コンテ監督が築き上げた黄金時代ではセンターハーフの一角として絶対的なレギュラーの地位を確立した。しかし、16年4月に左膝の靭帯を断裂する重傷を負ってからは出場機会が減少。18年6月にユベントスを退団していた。
その後、ユベントスと対戦したくないという意向から国内移籍を拒んでロシアのゼニトでプレーしたが、1シーズン限りで今年6月に退団。フリーになったことと、マルキージオ自身が大の親日家であることからJリーグ入りも噂される存在だった。しかし、今夏の移籍市場の間にプレーするチームは決まらず、そのまま所属チームがない状態でシーズンがスタートしていた。
代表チームでは08年の北京五輪の他、ワールドカップには2回出場した実績も持つ。小さな王子を意味する「イル・プリンチピーノ」という愛称もつけられたセンターハーフは、生まれ育ったクラブの本拠地で現役生活に別れを告げる言葉を残すようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)