元バルサFW、「メッシを息子のように育てた」と自負も…インテル戦「出場してほしくない」
バルセロナとインテルのOBエトー、CL古巣対決を前にメッシについて言及
元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏の古巣であるバルセロナとインテルが、現地時間2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節で対戦する。バルセロナはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを同試合のメンバーに入れたが、エトー氏はこの試合には出場してほしくないと語っている。スペイン紙「AS」が伝えた。
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エトー氏はバルセロナ時代の2008-09シーズンに、ラ・リーガ、CL、スペイン天皇杯(コパ・デル・レイ)を制し、翌シーズンには移籍先のインテルで、セリエA、コッパ・イタリア、CLを制して、2年連続で三冠を達成した。
2004年から09年までバルセロナでメッシとともにプレーしたエトー氏は、イタリア最大手スポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで、「私はメッシを息子のように育てた」とコメント。さらに「マラドーナのことはとても尊敬しているが、現代サッカーで最もゴールを決めたのは、(元ブラジル代表FW)ロナルド、メッシ、そして(ポルトガル代表FW)クリスティアーノ・ロナウドだ」と述べ、バルセロナでメッシが出場すればインテルは互角に戦えないとの見解を示している。
「バルセロナは(今季の)リーグ戦で良いスタートを切れていない。それは、メッシがほとんどプレーしていないからだ。もし彼がピッチに立てば、本来のバルセロナを見ることになる。彼がインテル戦に出ないことを心から願う。互角の試合を見たいが、メッシがプレーすればそれは難しい」
プレシーズン前のふくらはぎの怪我に続き、ラ・リーガのヘタフェ戦で太ももを痛めて離脱しているメッシ。古巣同士の対戦に“良い試合”を期待するエトー氏は、メッシの凄さをよく知っているからこそ、出場を望んでいないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)