「嫌というほど思い知らせた」 レアル戦の“C・ロナウド風”セレブレーションに海外注目
クラブ・ブルージュFWデニス、レアル戦で2得点の活躍を披露
ベルギーの強豪クラブ・ブルージュは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で敵地でのレアル・マドリード戦に臨み、2-2で引き分けた。この試合で2得点を挙げたナイジェリア人FWエマニュエル・デニスの行った“クリスティアーノ・ロナウド風”のゴールセレブレーションが話題を呼んでいる。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
昨季ベルギー1部で2位に入ったクラブ・ブルージュは、予選ラウンドでウクライナの名門ディナモ・キエフを破ってグループステージに進出。レアル、パリ・サンジェルマン(PSG)、ガラタサライと強豪揃いのグループAで、初戦はガラタサライと0-0で引き分けていた。
そして迎えた第2節は、世界屈指のビッグクラブであるレアルとのアウェイ戦。劣勢が予想されるなか、クラブ・ブルージュは前半9分にデニスのゴールで先制点を奪取する。勢いに乗るクラブ・ブルージュは同39分、高い位置でボールを奪ったデニスがそのままドリブルでペナルティーエリア内に持ち込み、冷静なループシュートで追加点を手に入れた。
レアル相手に驚愕の2得点を挙げたデニスは、そのままスタンドに向かって走り出すと、コーナーフラッグ付近でジャンプ。半回転しながらチームメートの方向に向き直り、両手を広げて仁王立ちするゴールセレブレーションを披露した。レアル在籍時にCL3連覇をもたらし、現在はユベントスでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを模倣し、得点を祝っている。
かつてロナウドがホームとしていたサンチャゴ・ベルナベウでの“ロナウド風セレブレーション”に、海外メディアが反応。英紙「デイリー・ミラー」は「デニスがベルナベウのスタンドに完全な沈黙をもたらした」と2点目を表現し、「この大会、この場所で数多くのゴールを決めてきたクリスティアーノ・ロナウドを模倣した」とセレブレーションに言及した。
また、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ロナウドのセレブレーションで、ホームファンに嫌というほど現状を思い知らせた」と綴り、「並外れている」と称えた。試合は後半に追い付かれ、クラブ・ブルージュの金星とはならなかったものの、レアル戦でロナウドを模倣するというデニスの行動は現地で驚きを与えているようだ。