C・ロナウドがバルサへの禁断の”裏切り移籍”を否定せず話題に 「すべてがオープンだ」

去就問題について語ったレアルのエース

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、将来的なバルセロナ移籍への可能性を否定せず、宿敵への衝撃の「裏切り移籍」について語ったことが大きな話題を呼んでいる。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 去就問題が浮上しているCR7は、自らの未来について口を開いた。

「ちょっと難しくなるけれど、すでに色々な人の頭にはアイデアが存在すると思う。いつの日か、(私が)バルセロナでプレーすることはほとんど不可能とか、マンチェスター以外のイングランドのクラブでプレーするとかね。それはとても複雑なことだけど、100パーセントの保証は存在しない。以前話しているけれど、フットボールの世界に確実なことなんてないんだよ」

 ロナウドはこう語ったという。レアルからバルサへの移籍は、まさに「禁断」だ。ポルトガル代表の先輩FWルイス・フィーゴが、バルサからレアルに移籍し物議を醸したのはあまりにも有名な話だ。

 2002年11月24日、希代のドリブラ一はバルサのホームスタジアム、カンプ・ノウに乗り込みクラシコに臨んだが、その時事件は起きた。試合中からボールに触るたびにブーイングを受けていたフィーゴだが、CKを蹴るためにボールに近づいたところで投げ入れられたのは、焼かれた豚の頭。スペインなどラテン語からの流れをくむ言語が使用される国では、豚と犬は相手を侮辱するスラングとして使われることが多い。他にも、フィーゴの顔を印刷した当時の通貨100億ペセタのニセ札が投げ入れられるなど、騒然とした空気になった。

 

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング