トッテナム、CL衝撃7失点の歴史的敗戦 同国最多得点差の不名誉、OB酷評「最低の試合」
CLバイエルン戦で大量7失点、OBロビンソン氏が指摘「大きな問題を抱えている」
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージB組の第2戦が現地時間1日に行われ、バイエルン・ミュンヘンが敵地でトットナムに7-2の大勝を収めた。ドイツ代表MFセルジュ・ニャブリが4得点、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが2得点とドイツ王者が圧倒的な破壊力を示した。
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試合の均衡を破ったのはホームのトットナムだった。前半12分、フランス代表MFムサ・シソコからのラストパスを受けた韓国代表FWソン・フンミンが右足のシュートでゴールネットを揺らした。
しかし、そのわずか3分後にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒがミドルシュートを決めて同点になると、その後はバイエルンが試合の主導権を握った。前半終了間際にレバンドフスキが反転から強烈な右足弾を決めて2-1と勝ち越すと、後半8分、10分と立て続けにニャブリが追加点をゲット。トットナムもイングランド代表FWハリー・ケインがPKを決めて点差を縮めたが、終盤にはニャブリがさらに2得点、レバンドフスキも1得点を重ね、合計7-2と一方的なスコアで決着となった。
英衛星放送局「スカイ・スポーツ」で解説を務めた元イングランド代表で、トットナムでもプレーしたGKポール・ロビンソン氏は「これはポチェッティーノ政権で史上最低の試合」と衝撃の大敗についてコメント。「トットナムにとってひどい夜になった。ポチェッティーノは大きな問題を抱えている」とそのパフォーマンスを酷評した。
データ会社「オプタ」によれば、この5点差(2-7)で大敗は、イングランドのクラブとして欧州コンペティションでの史上最多得点差での敗北という不名誉な記録だったことも伝えられている。昨季CL準優勝と躍進したトットナムだったが、ドイツ王者バイエルンに歴史的な敗戦を喫する結果となった。