新星FWフェリックス、“恩師”が才能に太鼓判 「ポルトガル史上最高の選手の1人に…」
ベンフィカのラゲ監督、C・ロナウドやフィーゴら英雄の名を挙げて“教え子”を称賛
今季からアトレティコ・マドリードに加わったポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは、9月末時点で全試合にスタメン出場を果たし、チームに欠かせない存在となっている。若き才能を見出したベンフィカのブルーノ・ラゲ監督は、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」のインタビューに応じ、「彼がポルトガル史上最高の選手のひとりになる」と語った。
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昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)で史上最年少ハットトリックを記録し、彗星のごとく登場したフェリックス。ポルトガルの新星として注目を浴び、“クリスティアーノ・ロナウド2世”と期待される存在となった。今夏には1億2600万ユーロ(約148億円)という高額な移籍金で、ベンフィカからアトレティコへ移籍している。
ラゲ監督はベンフィカのBチームを指揮していた時からフェリックスの才能に注目。トップチームの監督に就任してからもフェリックスを重用し、昨季はベンフィカを優勝に導いた。
いち早くフェリックスの才能を見出したラゲ監督は、「フェリックスはまだまだ進化できるし、あらゆるポジションに適応できる。彼はボールに愛されているし、恐れることなく支配することができる」と称賛。さらに「フェリックスを誰と比較できるか」と尋ねられ、「誰とも比較できない」としつつ、ポルトガルが生んだ名だたるスーパースターに引けを取らないと主張している。
「比較することは好きではないが、私は彼がポルトガル史上最高の選手の1人になると思っている。クリスティアーノ・ロナウド、(ルイス・)フィーゴ、(マヌエル・)ルイ・コスタ、ジョアン・ピント、エウゼビオ……彼らの系譜に連なる才能を持っているよ」
フェリックスの才能に太鼓判を押すラゲ監督。一方で、「彼はもっと自身を証明する必要がある」とも述べ、アトレティコでのさらなる活躍を期待した。フェリックスは“恩師”の期待に応え、強豪アトレティコで誰もが納得する結果を残すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)