広州MFパウリーニョ、ACL浦和戦を前に4年前の“弾丸ミドル”回顧 「一番美しいゴール」
2015シーズンのACL準々決勝柏戦でFKから長距離の直接FKを決める
浦和レッズは2日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦で広州恒大をホームに迎える。大一番を前に、広州恒大に所属するブラジル代表MFパウリーニョがインタビューを受け、かつてのスーパーゴールを振り返るとともにACLに対する思いを語った。
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今季のACLは日本勢から浦和と鹿島アントラーズが準々決勝に進出。浦和は上海上港との死闘をアウェーゴール差で制して、準決勝にたどり着いた。鹿島は広州恒大と対戦し、やはりアウェーゴール数の勝負になった結果、こちらは広州恒大の後塵を拝することとなった。
そして準決勝で浦和と広州恒大が激突する。2007シーズンと17シーズン王者の浦和に対して、広州恒大は13シーズンと15シーズンの王者。15シーズンは準々決勝で日本勢の柏レイソルと対戦し、アウェーでの第1戦で3-1と快勝を収めると、ホームでは1-1のドローに持ち込み、準決勝進出を果たしている。
この時の第1戦でスーパーゴールを沈めたのがパウリーニョだった。試合開始早々にオウンゴールで先制した広州恒大は、1-0で迎えた前半40分にFKのチャンスを得る。ゴールからはかなり距離のある位置だったが、パウリーニョは右足を一閃。弾丸のようなシュートがゴールネットに突き刺さり、貴重な追加点を挙げている。
ACL公式ツイッターはこのゴールを振り返り、パウリーニョのインタビューと併せて動画を公開。そのなかでパウリーニョは「キャリアの中でもランドマークの一つになっているゴール」としたうえで、次のように語っている。
「ACLデビュー戦で、自分にとって新たな大会だった。その最初の試合で、あのようなゴールを決めることができた。とても素晴らしいゴールを決めて、チームと仲間を助けることができた。ゴールセレブレーションはいろいろな感情と感覚が入り混じったものだった。デビュー戦だったからね。あんなに遠くからゴールを決めたのは初めてだったよ」
そして、改めて「重要なゴールを多く決めてきたけど、これが一番美しいゴールだね」と驚愕の一撃を振り返った。17-18シーズンには欧州の名門バルセロナでもプレーしたパウリーニョは、浦和にとっても要警戒のキープレーヤー。2年ぶりの優勝に向けて、大きな関門となりそうだ。