広州恒大のカンナバーロ監督、浦和にライバル意識 「ビッグクラブというだけでなく…」
初戦のポイントを指摘 「アウェーではゴールを奪うこと。そして…」
広州と浦和の対戦は13年と16年のグループステージに続き3回目だが、広州は浦和のホームでは勝利したことがない。むしろ、浦和はACLで中国勢をホームに迎えた試合では無敗という強さを持つ。その点を指摘されたカンナバーロ監督は、「今季の中国リーグで得点も失点も一番の成績を残している。ここまでやってきたことを続けるだけ」としたうえで、初戦アウェーへのポイントをこう語った。
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「重要なのは、他のアウェーゲームの時に話したことがあると思うが、アウェーではゴールを奪うこと。アウェーゴールの重要性は誰もが知っている。そしてホームに良い結果を持ち帰ること。アウェーではホームチームを難しい状況に持ち込むことが必要だ。いつも通りの良いプレーをすることを目指し、ゴールを狙う。“チャンピオンズリーグ”では、それが基本だ」
カンナバーロ監督は現役時代に幾度となく欧州のチャンピオンズリーグ(CL)に出場してきた。そのホーム&アウェーの戦い方は熟知している。鹿島アントラーズと対戦した準々決勝では、その言葉を裏付けるようにアウェーゴールの差で突破を決めた。センターバックとしてバロンドールも獲得したかつての名手は、浦和とのアウェーゲームにどのような策を持って臨むのだろうか。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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