広州恒大のカンナバーロ監督、浦和にライバル意識 「ビッグクラブというだけでなく…」
ACL準決勝第1戦、敵地・浦和戦に向けてカンナバーロ監督が垣間見せる自信
広州恒大(中国)のファビオ・カンナバーロ監督は、2日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦、浦和レッズのホームに乗り込む試合の前日記者会見に臨み、ACLでの浦和の戦いを称賛しつつ、広州から見た浦和へのライバル意識を覗かせた。
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広州は今季、中国国内での前評判は高くなかったという。カンナバーロ監督は「数カ月前にはこんな結果は予想されていなかったと思う。だが、準決勝まで来ることができた」と話し、「明日はタフな試合になるが選手の状態は良く、良いトレーニングができているし、フィジカル的にもメンタル的にも良いゲームができるという自信を持っている」と、チーム状態への手応えを語った。
そのうえで対戦相手の浦和に対しては「リーグでは上手くいっていないが、ACLでは準決勝まで来ている。攻撃力があるし、選手たちも知っている。特にACLにおいて彼らのメンタリティーやピッチに示しているものには好感を持っている。簡単ではないだろうが、2試合がある」と称賛の言葉を並べた。
浦和と広州は2002年に大会のフォーマットが整い、ACLへと大会の名称が変わってからは2回ずつの優勝で、最多タイに並んでいるクラブの二つだ。そうした意識はカンナバーロ監督にもあるようで、「彼らとの対戦は私たちにとって大きなモチベーションになる。私たちと同じく、間違いなくこのようなステージでプレーするのに慣れている相手で、ビッグクラブというだけでなく私たちと同じくACLを2回勝っている」と、共通点があることを強調した。東アジアの頂点を争う2クラブというライバル関係を感じているようだ。
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