「アイツを潰せ」の次なる相手は? 浦和DF槙野智章、ACL準決勝へ「抑え込みたい」

浦和レッズDF槙野智章【写真:轡田哲朗】
浦和レッズDF槙野智章【写真:轡田哲朗】

広州恒大FWタリスカとのマッチアップに意欲、イエローカードにも注目

 浦和レッズのDF槙野智章は、2日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦の広州恒大(中国)戦の前日練習を終えると、試合でのマッチアップが見込まれるブラジル人FWアンデルソン・タリスカに対し「早い時間に特徴を掴んで抑え込みたい」と力を込めている。

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 槙野はACLの戦いで、強力な外国人選手たちを擁するチームとの対戦では対人マッチアップでのバトルを繰り返してきた。自身も「大槻監督もそうですし、これまでの監督にもハッキリと『アイツを潰せ』と言われてきましたので」と話す。準々決勝の上海上港戦では元ブラジル代表FWフッキがターゲットだったが、今回はタリスカとのバトルが見込まれる。

 そのうえで、上海との第1戦で槙野に与えられたタスクの一つが「フッキにイエローカードを受けさせろ」というもの。それを槙野が実現した浦和は、ホームの第2戦で相手のエースを欠場に追い込んだ。そしてタリスカもまた決勝トーナメントに入ってからイエローカードを1枚受けているだけに「イエローを貰っている相手選手もいるので、それも含めての戦い」と、同様の状況に広州を追い込むこともまたオプションの一つになる。

 2012年に浦和へ加入した槙野は、翌年から今年を含め6回目の出場になるACLにおける外国人選手との戦いについて「ACLの相手のほうが逃げないというか、絶対にやり返しにくる印象がありますね」と話す。そうした戦いは望むところで「自分としてはそのほうがやりやすい。明日はタリスカ選手とのマッチアップになるけど、初めての相手なので早い時間に特長を掴んで抑え込みたい」と意気込んだ。

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