ドルトムントSD、大躍進サンチョの将来に言及 「あと5年ここにいることはないだろう」
イングランド代表MFサンチョを評価するツォルク氏 「彼は良い成長を遂げた」
ドルトムントでスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は、2017年の加入から大躍進を遂げているイングランド代表MFジェイドン・サンチョについて、「あと5年ここにいることはないだろう」と述べている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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マンチェスター・シティの下部組織で育ったサンチョは、2017年にU-17欧州選手権で準優勝して大会MVPを獲得。同年のU-17ワールドカップではイングランドを優勝に導いた。17歳でドルトムントへ移籍したことで成長速度はさらに加速し、一気にスターダムの階段を駆け上がった。
サンチョはドルトムントに加入した2017年からトップチームで64試合に出場し、18ゴール29アシストを記録。プレミアリーグなど、ヨーロッパの強豪クラブも同選手に関心を示しており、マンチェスター・ユナイテッドも19歳のワンダーキッドに強い関心を寄せていると、大々的に報じられていた。
ツォルク氏はドイツ誌「キッカー」のインタビューで、サンチョの将来について「何も決定していない」としたうえで、このように語っている。
「だが、彼がここであと5年プレーすることがないのは、予測するまでもないだろう。彼は(ドルトムントで)良い成長を遂げた。きっとイングランドのトップクラブでは、そうなることはなかったと思う。我々は非常に早い段階で選手らを信頼し、彼らをプレーさせることを恐れていない。彼はそれを分かっている」
そして、サンチョを「天性のフットボーラーであり、ストリートフットボーラー」と表現。「彼はいつも新しい限界を設定し、満足することはない。上手に、美しく、サッカーをしたいと思っている。それこそが彼のモチベーションだ」と評価するツォルク氏。果たして、いつまでドルトムントでのプレーを見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)