アーセナル、オフサイドの誤審も…VARでゴールに反響 「スキャンダルになっていた」

ユナイテッド戦で1ゴールを決めたFWオーバメヤン【写真:Getty Images】
ユナイテッド戦で1ゴールを決めたFWオーバメヤン【写真:Getty Images】

ユナイテッド戦の後半13分、FWオーバメヤンがネットを揺らしたシーンで物議

 議論の種になることの多いビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)だが、今回はレフェリーを救う結果となった。プレミアリーグ第7節の注目カード、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルが現地時間9月30日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1の引き分けに終わった。後半13分、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの同点ゴールは物議を醸すシーンとなった。

 1点ビハインドを背負っていたアーセナルは敵陣に攻め込み、前線から積極的にボールを奪いにいった。するとユナイテッドDFアクセル・トゥアンゼベからゴール前への横パスが乱れたところをFWブカヨ・サカがカットし、ダイレクトで前方のオーバメヤンにラストパス。最終ラインの背後に抜け出したオーバメヤンはGKダビド・デ・ヘアとの1対1から左足のシュートでゴールネットを揺らした。

 しかし、副審の旗が挙がり、主審も片手を挙げてホイッスルを吹いてオフサイドと判定した。この判定にアーセナルのMFマッテオ・ゲンドゥージなどは両手を広げて猛抗議。試合の中継映像で見るとオフサイドに見える場面だが、タッチライン際でDFハリー・マグワイアが1人遅れて残っており、オーバメヤンはオンサイのポジションだったことは明らかだった。

 VARが介入し、明確な誤審だったことから主審のオンフィールド・レビューは行われずに判定はゴールへと変更された。

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