「我々は喧嘩をしたくない」 ピケがバルサ首脳陣に警鐘「一丸とならなければ…」

バルセロナDFジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナDFジェラール・ピケ【写真:Getty Images】

ヘタフェ戦後にバルサに対するネガティブな報道に言及

 スペイン王者バルセロナは、現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ヘタフェ戦で2-0の勝利を収めた。しかし、元スペイン代表DFジェラール・ピケは手放しに喜ぶことはできない様子だ。ネガティブな情報を流すクラブ首脳陣に対し不満を露わにしたと、AP通信が伝えている。

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 今季序盤にウルグアイ代表FWルイス・スアレスや、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを負傷で欠いたバルセロナは、開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦(0-1)と第5節グラナダ戦(0-2)に敗れるなど低調なスタートとなったが、ヘタフェ戦の勝利で2連勝とし、4勝1分2敗の勝ち点13で4位に浮上した。

 ただ、ピケは試合後のインタビューで「我々は全員が一丸とならなければならない。私が“全員”と言う時は、ファンや首脳陣も含むすべての人々のことだ」と警鐘を鳴らし、こう続けている。

「クラブの仕組みを分かっているし、署名がなくとも誰が記事を書いているのか分かっている。我々は喧嘩をしたくない。ピッチで勝ちたいんだ。我々が望んでいない、ありもしない喧嘩を誰にも引き起こしてほしくない。クラブを擁護しなければ。そうでなければ、ただ互いを傷つけるだけだ」

 ピケの発言は、先日地元紙が報じたバルセロナのスター選手らが特権を得ているなどの記事に対する反論と見られている。果たしてバルセロナは選手と首脳陣らが心を一つにし、上昇気流に乗ることができるだろうか。

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