リバプールDFファン・ダイク、開幕7連勝も“タイトル話”封印 「あまりに早すぎる」
昨季シティに勝ち点1差で涙をのんだ経験から、「まだ何も手にしていない」と主張
プレミアリーグのリバプールは開幕から無傷の7連勝で首位を快走している。昨季からの連勝は「16」に伸び、悲願のプレミア初制覇に向けて完璧なスタートを切ったが、昨季の“悲劇”を知るだけにオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは慎重な姿勢を崩していない。DFラインを統率するセンターバックは、タイトル争いについて語るのは時期尚早だと主張した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
現地時間28日に行われたリーグ第7節シェフィールド・ユナイテッド戦では1-0の接戦を制したリバプール。リーグで唯一の無敗を維持し、2連覇中の王者シティに勝ち点5差をつけて首位に立っている。
昨季UEFAチャンピオンズリーグを制した勢いそのままに首位を快走中で、1989-90シーズン以来となる国内リーグ制覇への期待は高まるばかりだが、ファン・ダイクはタイトルレースの行方について言及する段階ではないと強調している。
「あまりに早すぎる。まだ10月で、さらに忙しい時期はこれからだ。まだ多くの試合が残っている。僕らは目の前の試合にだけ集中して、他のことには目を向けたくない。そのことに意味はないからね」
昨季から続くリーグ戦の連勝を「16」に伸ばしたシェフィールド・ユナイテッド戦後、オランダ人DFはこのように語っている。
昨季リバプールはリーグ戦でわずか1敗しかせず、勝ち点97を獲得。しかし、勝ち点98を積み上げたシティとのタイトル争いに敗れた苦い思い出がある。それだけに、ファン・ダイクは現時点でのスタッツには何も意味がないと強調した。
「メディアはスタッツが大好きだ。だけど、現時点で僕らはまだ何も手にしていない。いい戦いを続けていきたいし、改善点もまだまだ残っている」
昨季の悲劇を知るだけに、ファン・ダイクは一切の油断を許さない姿勢を示していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)