中村俊輔の恩師がアーセナルの22歳逸材を称賛 「ファン・ダイクを思い起こさせるよ」
セルティックで中村を指導したストラカン氏、アーセナルDFティアニーの資質に言及
かつてセルティックで元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)を指導したことでも知られるゴードン・ストラカン氏が、アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーを称賛している。ティアニーの資質には、現在世界最高のDFと評されるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)を思い起こさせるものがあると語った。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
22歳のティアニーはセルティックの下部組織出身で、かつて同クラブで活躍した中村俊輔から受け取ったスパイクを宝物にしているというエピソードも有名。今夏、アーセナルに加入し、将来を期待される左利きのDFだ。
そんなティアニーを称賛しているのがスコットランド人監督のストラカン氏だ。2005年から09年までセルティックを率い、当時中村をチームの中心に据えた。同胞のティアニーのDFとしての資質を高く評価し、その姿にあの“世界最高のセンターバック”の影を重ねている。
「キーランは本当に素晴らしい若者だよ。危機察知能力もずば抜けている。その点で、彼はファン・ダイクを思い起こさせるよ。初めてフィルジルとキーランのプレーを見た時、私は同じことを考えた。“君はラッキーなのか、それとも試合を読む才能にあふれているのか?”とね」
欧州王者リバプールの最終ラインを支えるファン・ダイクはバロンドール受賞の有力候補とも言われるほどだが、ストラカン氏はティアニーにファン・ダイク級の守備センスを見出しているようだ。プレミアリーグの舞台で経験を積み、一流の選手へと変貌を遂げるのか。今後の成長に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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