マジョルカ久保建英にパス回らず…2戦連続フル出場も見せ場なし 0-2敗戦で屈辱3連敗
久保は前節アトレチコ戦に続き、アラベス戦で2試合連続スタメン出場 右サイドハーフでプレー
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間29日のリーグ第7節アラベス戦で先発出場し、2試合連続でスタメンを飾るも0-2で敗れた。
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久保は25日の第6節アトレチコ・マドリード戦で出場4試合目にして初先発を飾り、フル出場。右サイドハーフに入って存在感を示したが強豪に0-2と敗れた。そうして迎えたアラベス戦では2試合連続スタメン出場を果たした。
前半のマジョルカは思うようにパスが回らず、久保が相手ゴールエリア付近でボールを受ける回数は数えるほど。前半27分には右サイドでボールを持った久保に対して、アラベスMFムバラク・ワカソが強烈なタックルをお見舞い。久保はピッチに倒れ込み、ムバラクにイエローカードが提示される一幕もあった。
両チームとも決定打を欠いて前半を折り返したなか、後半31分にスコアが動く。アラベスが左CKを獲得し、中央にボールを供給し、マジョルカがクリアして難を逃れた。ところが直後、主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でゴール前のプレーをチェック。エリア内でマジョルカFWラゴ・ジュニオールがアラベスMFトマス・ピナを倒したとしてPKを指示し、これを相手FWルーカス・ペレスに決められ、マジョルカは先制点を献上した。
劣勢のマジョルカが攻勢を強めるも、アラベスの鋭い攻撃を受けて後半41分に被弾。試合はそのまま0-2で終了し、マジョルカはこれでリーグ戦3連敗となった。2試合続けてフル出場の久保だったが前線までパスが回らず、最後まで見せ場を作れないまま終了。スペインで受難の日々が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)