PSGに忠誠を誓うネイマール、怒り露わのファンとの関係は「ガールフレンドに似ている」
今夏の移籍が実現せずに残留 「ピッチ上ではPSGに命を捧げる」と宣言
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールが、夏の移籍市場でフランスを離れようとしていたことは多くの人が知るところだ。移籍が実現しなかった今、PSGのために戦う覚悟を決めている。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」がネイマールのコメントを報じた。
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夏の移籍市場でネイマールは、古巣のバルセロナを筆頭に、その最大のライバルであるレアル・マドリード、セリエAのユベントスと、多くのメガクラブからの関心を集めた。しかし、どのクラブもPSGの要求を満たすことはできず、ネイマールは残留の運びとなった。
ネイマール自身も移籍希望を公にしていたため、そこに残ったのはファンの怒りだった。PSGのファンは、今季すべてのホームゲームで、たとえネイマールがゴールを決めた時でも彼に怒りをぶつけてきた。
28日のリーグアン第8節のボルドー戦で1-0の勝利を収めた後、この試合で唯一のゴールを決めたネイマールは、PSGに対する思いを口にした。
「僕はPSGを助けるためにここにいる。このクラブで求められている選手としての役割を果たすためにね。僕はピッチ上では、PSGに成功を運ぶために命を捧げるつもりだし、一緒に祝いたいと思っている」と、失った信頼を取り戻すために呼び掛けている。
現在、PSGのファンからもブーイングを浴びているが、ファンとの関係については「ガールフレンドとの関係に似ている」と説明した。
「良い関係じゃない時は、話もしないんだ。それでも、たくさんの愛情と抱擁があれば、すべての関係は元に戻るよ」
ネイマールの送るゴールという抱擁は、態度を硬化させているファンの心を溶かすだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)