元英代表MF、マンU&アーセナルを酷評 「この中盤は大好物」「ストライカーがいない」
かつて一時代を築いたインス氏がアーセナルとユナイテッドの優勝の可能性を否定
長らくプレミアリーグで覇権を争っていたマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルは近年、以前ほどタイトルを獲得できていない。クラブOBの元イングランド代表MFポール・インス氏は、今季も両チームが苦戦すると英紙「デイリー・ミラー」に自身の見解を語った。
現役時代、インス氏は1989年から95年までユナイテッツドでプレー。元アイルランド代表MFロイ・キーンとともに中盤で強固なブロックを築いていた。1993-94シーズンに、プレミアリーグとFAカップの二冠にも大きく貢献したMFは、「今のアーセナルの中盤は大好物だよ。これは大好きだ。ロイ・キーンに聞いても、同じことを言うだろうね。彼らはテクニック面では優れているかもしれないけど、パワーに欠けている。強さがないんだ」と、その弱点を指摘した。
先日、アーセナルはスイス代表MFグラニト・ジャカをキャプテンに据えたが、インス氏は彼が出場し続けていることに疑問を持っているという。
「(スペイン代表MF)ダニ・セバジョスは、良い選手に見えるね。でも、グラニト・ジャカは理解ができない。なぜ彼は毎週プレーできているんだい? 彼がアーセナルに何をもたらしているか見えないんだよ。25ヤード(約23メートル)の距離から撃てるね。でも、1本枠に行くかもしれないけど、それ以外はZ列(観客席の最後列)まで飛んで行いくだろ? (フランス代表MF)マテオ・ゲンドゥジは、まだ若い。中盤は補強が必要じゃないかな」
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