チェルシーの“新リーダー”をランパード監督が指名 「経験のある選手が基準を作る」
昨季から所属するMFジョルジーニョの「物事に取り組む姿勢」を称賛
プレミアリーグの第7節が現地時間28日に各地で行われ、チェルシーはホームでブライトンに2-0で勝利を収めた。試合後、チェルシーのフランク・ランパード監督は、先制点となるPKを決めたイタリア代表MFジョルジーニョについて「明確なリーダーの1人だ」と称賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えている。
チャンスを生かせず前半を無得点で終えたチェルシーだったが、後半開始早々に相手のペナルティーエリア内での不用意なボールコントロールを見逃さず、ボールを奪ったイングランド代表MFメイソン・マウントが倒されてPKを得る。このPKのキッカーを務めたのはジョルジーニョだった。イタリア代表MFはGKの逆を突き、ゴール左に決めて先制点をもたらした。その後、ブラジル代表MFウィリアンも追加点を挙げ、チェルシーは2-0でランパード監督就任後、ホームゲームで初の勝利を収めている。
昨シーズン、ジョルジーニョは得点に関与できなかったことに加え、マウリツィオ・サッリ前監督の秘蔵っ子として加入したことで、ファンからの支持を得られなかった。しかし、サッリ監督がユベントスに移った今、クラブのレジェンドであるランパード監督は、彼を新リーダーとPKキッカーに指名した。
「プレシーズンから、彼はピッチ内外で明確なリーダーの1人だった。彼は勝利を求めているし、それは全員がベースに持っていなければならない。それをすべての行動で示すことが重要だ。彼はそれができるし、若い選手たちは彼が日々の物事に取り組む姿勢から学ばなければいけない」
今季のチェルシーは、アカデミーから昇格した選手たちの活躍が光っているが、ランパード監督は「経験のある選手が基準を作り、若い選手がそれを追いかけるんだ」と話し、経験豊富な選手の下支えがあるからこそと強調した。
開幕戦でユナイテッドに0-4で敗れるなど、思うようなスタートを切れなかったランパード監督率いるチェルシーだが、新監督のホーム初勝利から勢いに乗ることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)