シェフィールド守護神、リバプール戦の悲劇の“トンネル失点”英メディア糾弾 「災害」

シェフィールドのGKヘンダーソン【写真:Getty Images】
シェフィールドのGKヘンダーソン【写真:Getty Images】

強豪リバプールをノーゴールに抑えていたが、ワイナルドゥムのボレーをキャッチミス

 イングランド1部シェフィールド・ユナイテッドは、現地時間28日のプレミアリーグ第7節リバプール戦で0-1と惜敗した。終盤まで昨季UEFAチャンピオンズリーグ王者をノーゴールに抑えながら、守護神のまさかのトンネルで失点。英メディアは「災害」「悲痛」とミスを糾弾している。

 昇格組のシェフィールド・ユナイテッドは、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWフィルミーノの強力3トップらを擁する格上リバプールと対戦。ボール支配率38%と劣勢を強いられながら、なんとかピンチをしのいでいたが、後半25分に均衡が崩れた。

 右サイドからクロスを上げられ、こぼれ球をリバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがダイレクトボレー。ペナルティーアークから放たれたグラウンダーの一撃はGK正面に飛び、シェフィールド・ユナイテッドのイングランド人GKディーン・ヘンダーソンも反応したが、勢いよくバウンドしたボールをキャッチしきれず、弾いたボールが股下を抜けてゴールインしてしまった。

 まさかのトンネルで失点したヘンダーソンは、思わず頭を抱えて肩を落とした。英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは、「ディーン・ヘンダーソンの災害。シェフィールド・ユナイテッドの悲痛。ジョルジニオ・ワイナルドゥムのボレーは、GKに一直線に向かい、リバプールにリードをもたらした…」とレポートしている。

 開幕から連勝街道を走るリバプールからホームで勝ち点1をもぎ取るチャンスが目の前にあっただけに、シェフィールド・ユナイテッドにとってはなんとも痛い守護神のミスになってしまった。

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