神戸FWビジャ、約50m疾走の豪快先制弾をイタリア紙も称賛 「完璧なカウンター」
古橋にパスを出し、自らも敵陣へダッシュ 完璧なフィニッシュで得点ランク3位に浮上
ヴィッセル神戸は28日、敵地でのJ1リーグ第27節で川崎フロンターレに2-1で勝利した。リーグ2連覇中の王者相手に、先制のゴールをこじ開けたのは百戦錬磨の元スペイン代表FWダビド・ビジャだった。完璧なまでの一撃に、カルチョの国イタリアのメディアも「完璧なカウンター」と称賛している。
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神戸は左太もも裏痛で欠場していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが川崎戦で戦列復帰。試合は一進一退の攻防が続くなか、前半44分に動く。
自陣のセンターサークル付近でボールを拾ったビジャは、前線右サイドのスペースへパス。FW古橋亨梧が反応してドリブルで持ち込むと、マーカー2人を引き付けて中央へ折り返す。これに走り込んだビジャが左足を振り抜き、狭いニアサイドを豪快にぶち抜いて先制のゴールネットを揺らした。
ビジャは今年12月で38歳を迎えるが、自らパスを出し、約50メートルを疾走してフィニッシュに成功。カルチョの国イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デロ・スポルト」も、「ダビド・ビジャの完璧なカウンター」と称賛した。
ビジャは今季リーグ戦ゴール数を12に伸ばし、得点ランキング3位に浮上。1位とはわずか1ゴール差で、日本挑戦1年目での得点王も射程圏内に捉えている。
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